親不孝物は自分勝手

 今日、9月2、3日にやった実テの席次が返ってきた。
うちの担任の先生は何故か番号順ではなくランダムに返してくる
楽しみは遅れてくるってことなのか最後あたりに呼ばれた。
 私の合計点は443点。周りと比べたら意外と高い方らしい。
そして、私は手に持った席次を見る・・・・・
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・5・・・・・
っな!!ぬぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
学年で五位だ〜〜〜!!過去最高の順位だ〜〜〜!!!
前回のテストと比較したら50分の1だ〜〜〜!!
すごい上がりように、私は少しの間
思考回路がおかしくなっていた(あ、それは前からか・・・w)
 その喜びを私の父に言おうとしたら先手を打たれてしまった。
「ちょっと話をしようか・・・。お父さん今日はショックだったんだ」
・・・・・私は何かしたのだろうか?・・・・でもそうでもなかった。
「お父さんさ、年金を払うようにさせるのが仕事ってのはわかるだろ?」
こんな内容だった。
 以前から払っていない人がいて、何度もその人の所へ行っていたと。
でも、親が裕福だからそれに頼ろうと払ってはいなかった。
それが、長い説得のおかげが払うようになったと。
「そしたらさ、・・・その人6月に首吊って死んじゃったんだよ
   それ聞いてさ、お父さんイライラしてる、というか憂鬱でさ
  その人お父さんより一歳したでさ。お父さん54歳だろ」
 私はびっくりした。父が54歳ということにもビックリしたけど
父が親より先に勝手に死ぬことに怒ってる。真剣に考えている。
「自分勝手だよな。世の中には生きたくても
          誘拐されて殺されちゃう子供だっているのにさ」
私も「自殺」について考えさせられた。
私は自殺はしない。
 私が友達だと思っているやつが、もし悲しまなくても
私の親は悲しむと思うから。自分の命は自分勝手に終わらせちゃいけないんだ。
 「で、テストの結果はどうだった?」
 急に話が変わり、私は結果を親にみせた。
「すごいじゃないか!!」父と二回握手をした。
・・・・・・・・
確かにすごい、けどまたいつ落ちるかはわからない。
1〜4位の人は常連さんだ。
「大事なのは順位ではなく、自分が頑張れたかどうかだ」
私ももっと頑張るようにしたい。
 「大事なのは順位ではなく〜〜」・・・・
・・・・それでも、お小遣いが千円から、二千円にUP!!したのは嬉しい。
考えたら父のお金だったのだ・・・。大事に使おう・・・・お休み